経理マンokazunoriのブログ

化学メーカーの経理マンです。日々の節約や経理スキルのレベルアップにつながる記事を綴ります。

【理論と実務は全然違う!】経理実務と理論が違うと言われる理由

こんにちわ。おかずのりです!


今回の記事は経理実務と簿記に差があると言われていることについて、私の見解を説明します。

「何で経理って実務経験者が評価されるの?」

「理論って勉強しなくてもいいの?」

って考えたことがある人に、腹落ちの手助けになれば幸いです。


【結論】

実務経験は大事!しかし、一定レベル以上成長するには理論が必要!


【目次】

①実務と理論の違い

②どちらが大事?

③どちらを優先すべき?

④まとめ


実務と理論の違い

まず、実務と理論の違いを説明していきます。

定義は下記とします。

実務=経理業務

理論=簿記


違いですが、実務では仕訳というより、仕訳に使用する根拠が大事になってきます。

(もちろん仕訳も大事ですよ!)

エクセルを使う頻度がめちゃ高いです。


また、会社によって勘定科目の定義が違って、理論通りいかないのも特徴ですね。


②どちらが大事?

これはどちらも大事ですね。

どちらかではバランスが悪いので、理論と実務の両輪です。両方持ってこそ、バランスの取れた経理マンです。


③どちらを優先すべき?

これはその人の立場によります。

(1)実務も簿記も知らない人

 →会社員なら実務優先、学生なら簿記の勉強して経理マンになってください。


(2)実務しか知らない人

 →簿記勉強してください。ひとまず簿記三級から初めて、二級取得までいけたらいいかと。


(3)実務経験ないけど簿記の勉強してる人

 →できるだけ早く実務経験積んでください。

今の会社で出来ないなら、早く転職することをオススメします。


(4)両方ある人

 →このまま勉強続けてください。


④まとめ

実務と簿記は両輪の関係です。実務経験は大事ですが、一定レベル以上成長するには理論が必要!両方の経験を積み上げることで、経理マンのレベルが上がっていきます。



減価償却について【固定資産】

こんばんわ。おかずのりです。

今回は減価償却について書きます。
減価償却って何でするの?」
「固定資産担当じゃないけど、勉強したいなぁ」
という方に読んでもらいたいです。
(下の画像は特に意味ありません笑)

目次f:id:okazunoriblog:20210925000049j:plain

目次

減価償却費とは?

②なぜ減価償却する必要があるのか?

減価償却するメリット

減価償却しない固定資産もある



   減価償却費とは?

減価償却とは、資産は時間が経つにつれてその価値が減っていくという考え方です。 



   なぜ減価償却する必要があるのか?

→使用できる期間で費用を配分するため


固定資産にかかる費用を期間対応させるためです。使用できる期間に費用を配分することで収益と費用を対応できます(費用収益対応の原則)



   減価償却するメリット

→下記3点がメリットとなります。

(1)節税効果がある

減価償却を行わない場合、資産を購入した年に多額の経費が計上される、損益が大幅に上下しますこ。購入年は費用負担が大きくなる一方、翌年以降は利益のみが大きくなり、多くの法人税を納付することになってしまいます。

減価償却を行い、購入費用を数年に分けることで、償却までの期間における法人税の税額を抑えることができます。



(2)資金が手元に残る


減価償却を行うと、購入年の翌年以降は経理上の利益は減りますが、実際に支出が発生するわけではありません。減価償却期間中、経費は毎年計上されますが、その分の 現金が実際に減っているわけではないので、毎年費用計上した金額分が手元に残っていることになります。ただし、これはあくまで会計上の結果なので、企業内に毎年同額の現金が貯まっていくことを確約するものではありません。



(3)適切な損益が把握できる


減価償却される固定資産は、複数年にわたって活用され、企業の利益に貢献するものです。減価償却を行い、費用を分割して計上することで、「資産を購入したことで、収益にどのような変化が表れたのか」ということを、実態に即して正確に把握することができます。



   減価償却しない固定資産もある


無形固定資産の中には下記のような減価償却しないものがあります。

・借地権:土地を借りる権利。普通借地権、定期借地権などがある

・地上権:建物の所有権等により、その土地を使用する権利

・地役権:他人の土地を自分のために利用する権利


例えば土地については減価しないため、その権利も減価償却はしません。



今回の記事は以上となります。
減価償却費について理解は深まりまれば幸いです。

会議の進め方【難しい技術はいらない!]

こんばんわ!おかずのりです!


今日は僕が上手に会議を運営するテクニックを披露します。


「時間がかかった割に何も決まらなかった…」

「会議は時間の無駄…」

「会議の時間は内職が捗るわ」

と会社の会議で思っている人に読んでもらいたい内容です。


【目次】

①会議は何のためにするの?

②意味のある会議にするために

③会議で使えるテクニック



①会議は何のためにするの?

→物事を決める、もしくは意見を集める

会議は元々何のためにするんでしょう?会議の目的は二つありまして、一つ目が物事を決めること、二つ目はみんなの意見を集めることです。

どちらの会議なのか明確になっていない会議は正直時間の無駄です。


②意味のある会議にするために

→会議の目的を明確にし、議題を事前に共有、全ての議題に結論を出す。


次に意味のある会議にするためにはどうすればいいでしょう?

まずは会議の目的を明確にしましょう。次に議題(決めなくてはいけないこと)を明確にします。そして、すべての議題に結論を出す。

こうやって書くと簡単に見えますが、実際は難しいですよね笑


③会議で使えるテクニック

→本筋からズレないために目的を確認する


さて、ここからは会議で使えるテクニックを紹介していきます。


まずは、議論の方向がズレた場合ですが、この時は「今って、何の話してるんでしたっけ?笑」と言いましょう。本筋に戻ります。


次に、議論が止まって誰も話さなくなったとかですが、「今って何で止まってるんでしたっけ?」と言いましょう。止まってると良く分からなくなるし、時間ももったいないですね。


最後に会議の最後ですが、「今日決まったことを復習させてください」と言いましょう。会議で決まったことが共有されておらず、せっかくはなしたなのに、次に向けてのアクションが決まってないパターンや、参加者の認識が違っていたら、何の会議か分からないですよね。

確認しておくと、議事録を書くのも簡単です。


紹介したテクニックは一部ですが、反響があれば、第二弾を書きますね(笑)

テクニックを駆使すると会議もスムーズになりますので、あなたの評価も上がるかもしれませんよ?

【まだ間に合う!】朝礼スピーチネタの考え方

こんばんわ!おかずのりです!


今日は朝礼ネタについて書いていきます。

私が働いている会社では朝礼があり、順番で1分ほど喋ることになってます。

読者の方の中にも朝礼嫌だなーだとか、朝礼話すネタないよーだとか思ったことがある人がいると思います。

そんな人が少しでも前向きになればいいなと思います。


【目次】

①なぜ朝礼やるの?

朝礼のデメリット

③話すネタ


①なぜ朝礼やるの?

まず、なぜ朝礼やるのかを理解するだけで意識が変わります。会社側から言われてやってる人が多いと思うので、考えてみましょう。

話す側としては

・人前で話す練習になる

聞く側としては

・その人の考え方を知れる

・朝礼の話を元に話す機会ができる

などのメリットがあるので、なくなることはなさそうですね。


②朝礼のデメリット

朝礼のデメリットとしては

・考えるのがめんどくさい

・人前で話すのが憂鬱

くらいの個人のデメリットくらいでしょうか。


③話すネタ

私の場合ですが、まずは普段から日常でネタがないか探しておきます。(最近始めたこと、日常の気づきなど)

これで見つかれば特に悩まずに済むのですが、

、困って今ネタを探してる方は下記の中から使えそうなのを探してみてください。


朝礼で話す日の過去の出来事/好きな言葉/天気/ダイエット/健康/趣味/家族/ペット/方言/旅行/好きな食べ物/好きな芸能人/ハマっていること/気をつけていること/特技


どれか一つは使えるんじゃないでしょうか?

皆様も何か困った時のネタがあればコメントお願いします!

【大違い!】大企業と中小企業の経理の違い

こんにちは!おかずのりです!


今日は転職で中小企業と大企業を経験した経験を元に経理業務の違いを説明していきます。


これから就活する人、転職する人の参考になればと思います。


【結論】

経理マンとしては大企業がいい!


【理由】

①色々な取引及び論点があり、知識がつく。

②大企業の方が基本的に給与が高い。

③大企業の方が目標となる先輩がいる。

④中小企業では経理以外の業務をやることがある。


それでは理由を説明していきます。


①色々な取引及び論点があり、知識がつく。

→大企業の方が色々な取引があり、論点が多いです。そこに携われるかは運の要素がありますが、論点がなければ確率は0です。


②大企業の方が基本的に給与が高い。

経理のような間接部門は人によって差がつきにくく、会社の給与テーブル及び業績に年収が左右されます。会社規模が大きいほど、人件費の総額も大きくなる傾向があるので、大企業に勤めた方が年収が上がります。


③大企業の方が目標となる先輩がいる。

→給与の高い会社に優秀な人が集まります。優秀な人が多い職場の方が自身の能力が磨かれ、成長します。また、将来のキャリアを考える上でも目標となる先輩がいる方がかんがえやすいですね。


④中小企業では経理以外の業務をやることがある。

→中小企業では経理に割けるリソースが限られており、経理だけでなく電球交換などの雑務もやる必要がある場合があり、便利屋さんみたいな扱いをされることがあります。


さて、以上四つの理由で経理マンとしては大企業をオススメします。しかし、会社による要素もあり、全てに当てはまるわけではありませんので、そこはご了承くださいね。



自己紹介

はじめまして!おかずのりです。


某化学メーカーで工場経理やってます。

私の経歴ですが、関関同立のどれか→自動車部品メーカー(中国、インド赴任あり)→化学メーカーに転職(イマココ)となっております。


職種としては、製造現場(研修)1年、経営企画1年、総務1年、購買1年、財務1年、品質管理1年、経理7年を経験しており、多種多様な経験をしておりますり


このブログでは読者のみなさまに気づきを与え、生活レベルの向上または経理スキルのレベルアップにつながるような情報を解説していきます。